機械工学科について

学科イベント

 ここでは、機械工学科の学科イベントをいくつか紹介します。

FOC

 FOC(Freshman Orientation Camp)は新入生を対象とした恒例の全学的な行事で、その内容は各学科により異なります。
 機械工学科では、国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)に1泊して新入生オリエンテーション、グループ課題などを行います。また食事を共にして、学生同士、教職員と親睦を深めます。

模型製作コンテスト

 機械工学科では、模型製作の経験を通じて、講議や研究では学べない様々なことを学んでほしいと願い、模型製作コンテストを開催しています。例年、100チーム、200名以上が参加し、盛況なイベントとなっています。
 模型の特徴や工夫した点を評価するアイデア賞、トーナメント形式で予選と決勝を行うベストパフォーマンス賞の他に、個人競技による得点を競うハイスコア賞も設けられています。

ふいご祭り

 本学科は、実験・実習における学生の安全を第一に考え、安全に実験・実習ができる機器の配置、事故を未然に防ぐ安全装置の装着など、機器を安全に使える状況を実現するとともに、担当教職員と補佐学生が細心の注意を払いながら実施しています。更に、日本古来の文化である“ふいご祭り”を毎年11月に学生の事故防止を祈願して実施するユニークな学科でもあります。
 ふいごは、金属を溶かすために、炭を燃やして高温を得るときに空気を送る装置です。溶けた金属を型に流し込む作業は非常に危険で、砂型の湿り具合によっては金属が飛び散って、古来の製鉄や鋳物工場では大きな事故を引き起こすことがありました。ふいご祭りは、このような人智の及ばない事故を信仰によって防ごうという気持ちから起こったようです。今の世の中では、神の力を頼むというよりは、このような行事をすることで、改めて危険箇所がないか点検したり、気を引き締めたりする効果を期待しています。