1年生 山崎南実さん
工学部機械工学科を選んだ理由を教えて下さい
明確に「機械工学科に進みたい!」と思い始めたのは、高校生のころに友人と日産グローバルギャラリーを訪れたことがきっかけです。
もともと理数系の授業が得意だったということもあり、やんわりと「工学系に進みたいな」とは思っていましたが、
日産グローバルギャラリーを訪れ、自動車について初めて詳しく学んだときに、ハッキリと「自動車に関わる仕事に将来は就きたい!」と感じたのです。
神奈川大学の工学部機械工学科は、指定校でも目指せる大学だったということに加え、
自動車についての講義や研究、学生フォーミュラもあるということを知り「ここにしよう!」と決断しました。
現在はまだ大学1年生なので、自動車に関する専門的な講義などはありませんが、
将来的には自動車に関する講義や研究を選択し、自分の専門分野を深めていきたいと思っています。
2020年度は新型コロナウイルスの影響もありましたが、大学生活はいかがでしたか?
2020年度は緊急事態宣言の影響もあり1度も大学には通えませんでした。
キャンパスライフを楽しみにしていたので、正直なところ残念な気持ちもありますが、コロナ禍だからこそ良かったのかなと思える部分もありました。
例えば、オンデマンド講義です。教授のなかには講義をオンデマンド式にして、一定のあいだ 講義動画を繰り返し見られるように設定して下さる方も多くいらっしゃいました。
通常の講義ですと、内容を聞き逃してしまうことも多々あるかと思いますが、オンデマンド講義の場合は、自分が復習したいときにいつでも繰り返し講義を受けることができるといったメリットがあります。
このように自分のペースで学べる点はとても良かったなと思います。
他にも「大学に通えず、友達がなかなかできない」といった学生の悩みに寄り添い、
講義後にオンラインで学生だけのグループ部屋を作り、 学生同士が交流できる場を提供して下さる教授もいました。
コロナ禍で手探りな部分が多いなか、このようにさまざまな工夫や配慮をしていただけたので安心して1年目を終えることができました。
将来はどんな人になりたいですか?
女性の視点を生かした、 ものつくりができる人になりたいと思っています。 工学系全般に言えることですが、ものつくりに携わる人たちは男性の割合がかなり多く、私が現在志望している自動車関連企業の女性割合も1割程度です。 この女性の割合が低いということを悲観的に捉えるのではなく、「女性だからこそできること」に焦点を当てて活躍していけるようになりたいと思っています。 例えば自動車ですと、女性が使いやすい内装や好みの外見、痒いところに手が届くような設計に携わるなどです。 女性の社会進出も進んでいますし、「女性視点のものつくり」ができることを活かして、キャリアアップできるような人になりたいですね。